RPF製造工場で発生した火災の再発防止策ならびに
操業再開について
2021.03.18
株式会社フライトワン
代表取締役 齋藤 睦美
令和3年3月6日(土)、弊社RPF工場で発生しました火災について、
お得意先様、関係者の皆様及び近隣の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと
改めて深くお詫び申し上げます。お陰をもちまして破砕機・ベルトコンベアの補修も進み、
3月16日に確認検査をして頂き、RPF工場の操業再開することが出来ました。
今後、より安全に使用すべく処理手順・再発防止策の見直しを行いましたので、
再発防止策ならびに操業再開についてご報告いたします。
記
1.火災の状況及び原因について
(発生場所)株式会社フライトワンF3工場(RPF製造工場)
栃木県足利市真砂町44、55、56、57
(発生時刻)令和3年3月6日(土曜日)午後10時03分頃
(鎮火時刻)同日午後11時37分頃
(出火原因)リチウムイオン電池が原因と疑われる。
(被災状況)破砕機A(JS-2200)・破砕機B(UC-250)一部焼失
ベルトコンベアの一部焼失
2.火災発生予防対策(今後の対策)
・異物混入防止に関してお客様への周知徹底を引き続きお願いして参ります。
・廃棄物搬入時の目視による展開検査人数を増員致します。
・破砕機の停止手順を見直し、破砕機内・ベルトコンベアに廃棄物が残らないように致します。
・破砕終了時、終業時にサーモ温度計にて破砕機ローター及びローター軸受けの温度測定を行います。
3.初期消火・延焼防止対策
・監視カメラ5台、炎・熱感知器8台での日中・夜間の監視を行います。
・夜間常駐警備員による工場及び周辺地域の巡回を引き続き行います。
また、巡回中の工場内目視確認の回数を増やします。
・年2回、全社員対象の防災訓練の実施を引き続き行います。
・自動及び手動スプリンクラーを設置致します。
・消火システム・消火方法の明示を致します。
4.現在の状況
・操業の再開について
令和3年3月17日より操業再開致しました。
ご予約にて受入れしております。
5.お客様へのお願い
・消防の調査により、今回の火災がリチウムイオン電池が原因と疑われる為、
排出事業者様におかれましては、更なる異物混入防止の徹底をご協力頂きますようお願い申し上げます。
弊社と致しましては、本件を真摯に受け止め、今後このような火災を起こさないよう
再発防止に社員一丸となって取り組んで参ります。また、展開検査をはじめ、
安全第一で廃棄物処理を行って参ります。
今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。